ㄅㄆㄇㄈ
注音符號の学び方
注音符號は37文字と5声調の閉じた体系です。つまり「終わり」があります。大人ならたいてい2〜4時間で全文字を見分けられるようになり、1週間で楽に読めます。このページは、その順序と各段階でやることをまとめたものです。
学ぶ順序
まず唇の音4つから
ㄅ ㄆ ㄇ ㄈ はこの体系の名前になっている4文字で、英語の b, p, m, f にほぼそのまま対応します。ここから始めると4文字がただで手に入り、「これはなんとかなる」という感触がつかめます — 実際なんとかなります。
残りの声母を、教わる順のグループごとに
残り17の声母はきれいなまとまりになっています。舌先(ㄉ ㄊ ㄋ ㄌ)、のど(ㄍ ㄎ ㄏ)、口を横に引く音(ㄐ ㄑ ㄒ)、そり舌(ㄓ ㄔ ㄕ ㄖ)、舌を平らにする音(ㄗ ㄘ ㄙ)。同じ口の形を共有しているので、まとめて覚えると互いに補強しあいます。
つぎに介音3つ
ㄧ ㄨ ㄩ はたった3文字ですが、声母と韻母のあいだに入るので出現頻度が非常に高いです。ㄩ だけは日本語にない音ですが、ㄧ(イ)と言ったまま舌を動かさずに唇を丸めれば ㄩ になります。
最後に韻母13文字
まず単母音(ㄚ ㄛ ㄜ ㄝ)、つぎに二重母音(ㄞ ㄟ ㄠ ㄡ)、そして鼻音(ㄢ ㄣ ㄤ ㄥ)、最後に ㄦ。鼻音はゆっくりやる価値があります。ㄢ/ㄤ と ㄣ/ㄥ は、急ぐと何か月もあいまいなままになる組み合わせです。
声調は後回しにせず、並行して
声調をあとに回してはいけません。練習するすべての音節に最初から声調をつけないと、あとで直さなければならない癖がつきます。記号は4つと点1つだけで、しかもそのうち1つは「何も書かない」です。
反射で読めるまで反復する
目標は「思い出す」ことではなく「見た瞬間わかる」ことです。ㄑ を見て、訳す間を置かずに音が出てくる状態。ここは理解ではなく反復の領域で、アプリのゲームはまさにそのためにあります。
いちばん時間を無駄にする4つの間違い
ピンイン経由で注音を読む
ピンインを先に覚えていると、ㄑ → q →「チ」と頭の中で二段階変換しがちです。遅いうえに、避けようとしていたはずの発音の誤りを持ち込んでしまいます。文字は音に直接結びつけてください。
そり舌と平舌の区別を飛ばす
ㄓ/ㄗ、ㄔ/ㄘ、ㄕ/ㄙ は最初は似て聞こえるので飛ばされがちですが、中国語で最も頻出する対立のひとつです。早い段階で、意識してペアで覚えてください。
音声なしで文字だけ覚える
文字の横にローマ字が書いてある表は、綴りを教えているだけで音を教えていません。このサイトの全文字に録音がついているのはそのためです。
片方向だけ練習する
ㄆ を見て「p」と言えることと、「p」を聞いて ㄆ と書けることは別です。両方向でやらないと半分は使えないままです。
実際にかかる時間の目安
| 37文字すべてを見分けられる | 2〜4時間 |
|---|---|
| ルビつきの簡単な語を詰まらずに読める | 軽い練習で1週間ほど |
| 注音キーボードで不自由なく入力できる | 2〜3週間 |
| 台湾の児童書を音読できる | 1〜2か月 |